本記事では、ランドマークの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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ランドマークとは? そもそもどんな意味か?
まずはランドマークとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
街や空間の中で目印となるような地点や、印象的な塔や建物など。
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塔・記念碑など、その地域を特徴づけ、目印となる物。
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街やその土地に建つ目印となるような建造物のこと。
意味を全て見る
- 地上の目印のことです。
- 建物、設置物などの、その地域を特徴とする目印
- その地を象徴するような場所を示します
例文
つづいて、ランドマークを用いた例文を紹介します。
東京のランドマークといえば、スカイツリーや東京タワーは外せないだろう。
この塔はランドマークとしてシンボルであり、多くの人から知られている。
例文を全て見る
- 来年、駅前に商業施設併設のタワーマンションが建つらしいんだけと、新たな街のランドマークになりそうだね。
- 目立つランドマークなので、海からも港からもよく見え、印象深かったのだ。
- 横浜みなとみらい地区にある、ランドマークタワーは、まさに遠くからでも目に見える横浜を代表するランドマークです。
- この建物はランドマークとしての役目だけでなく、災害時の拠点にもなることで地域を守っています。
- うちの地元にもスカイツリーのようなわかりやすいランドマークが欲しい。
- この石碑は古くから、この地に住む人々のランドマークになってきたのであろう。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
遠くからでは見えないような、小さな物がや低い建物をランドマークと呼ぶのは違和感があると思います。
—
建物など、具体的に目印とすべき物を表す場合や、指針:考え方など、目印とすべき概念を表す時もあります。
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土地に建つ目印になるような物理的な建造物を表す場合と過去の歴史的発見や重要事件、歴史的発明などを表す場合もあります。
注意点を全て見る
- 役目や意味合いによって言葉の言い換えも必要になります
- 「ランドマーク」は目印となるようなモノのため、あまり目立たないようなものに対して使うのは違和感がある。
- 横文字ゆえ、日常使いすると通じない場合もある。
ビジネスで使える丁寧なランドマークの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
目印
まずは、目印です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「持ち物に目印をつける。」などといった、見てすぐわかるようにつけたしるしなどの表現に使用することがおすすめです。
象徴
2つ目は、象徴です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「平和の象徴。」などといった、抽象的な思想・観念・事物などを、具体的な事物によって理解しやすい形で表すこと。また、その表現に用いられたもの。シンボル。などの表現に使用することがおすすめです。
目標
3つ目は、目標です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ただ単にそこがランドマークであるというだけでなく、そこを目指す意味を感じさせる点においてビジネス向き。
指標
4つ目は、指標です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物理的な目印ではなく、業務を進めていく上で行動の目標となるべき道筋を表す表現になっています。物の形と言うよりは理念の表現です。
名所
5つ目は、名所です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
観光名所など、誰もが知っているような有名な場所というニュアンス。「名所特集を組みましょう」というような使い方をするのがおすすめ。
旗印
6つ目は、旗印です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
漢字熟語で硬い表現になっています。目標に向かって業務を進行させるための指針となるものを提示する言葉です。
記念碑
7つ目は、記念碑です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
古めかしいタイプの言葉の言い換えです。記念に建てられたものを表し、意味や由来があることを示す場合に用いられます。
シンボル
8つ目は、シンボルです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ランドマークが大きな物をイメージするのに対して、シンボルの場合は小さな物や、目に見えない物、考え方にも使えます。プロジェクトの方向性や、会社のイメージ等をまとめるような際にオススメです。「〇〇をシンボルとして~を進めるためのプロジェクトです」等の使い方ができます。
モニュメント
9つ目は、モニュメントです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
モニュメント (Monument)とは、主に、歴史的、文化的、または記念的な意味合いを持つ大きな建造物や構造物を指します。これは、特定の出来事、人物、またはアイデンティティを記念し、後世に伝えるためのものです。
ベンチマーク
10個目はベンチマークです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ランドマークは建物、設置物などその地域を特徴とし、ベンチマークは、評価などの基準、標準という意味あいがあります。人事評価などの比較対象となる水準を表現する場合に、お勧めの表現です。
ランドマークのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
目印
まずは、目印です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
非常にシンプルな言葉です。視覚で見える物理的な目印と行動、気持ちの指針になる目印とどちらにも対応出来る言葉です。
目当て
カジュアルの2つ目は、目当てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「真っ暗で目当てになるものがない。」などといった、目標とするもの、目印などの表現に使用することがおすすめです。
標識
つづいて、標識です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「交通標識は守りましょう。」などといった、区別するための目印、などの表現に使用することがおすすめです。
観光スポット
4つ目は、観光スポットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一般的にランドマークとされるものは特徴的であるため、観光スポットとなっていることも多くあります。あくまでその土地の中で目印や象徴になりうるような建造物だけが、ランドマークとして扱われます。
シンボルタワー
5つ目は、シンボルタワーです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その街の象徴として誇れるような高い建物を指す。「この公園にあるあの塔はシンボルタワーとして親しまれている」というような使い方をするのがおすすめ。
待ち合わせ場所
6つ目は、待ち合わせ場所です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
待ち合わせをする場合に最適な場所を示します。目立つ場所や目印になるようなものがあるポイントを表す時に適しています
スポット
7つ目は、スポットです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ランドマークほど大きくなくても、流行りの場所やお店などに使えます。待ち合わせ場所や、デートや遊びの目的地など。「買い物行くなら〇〇は外せないスポットだよね」等の使い方が出来ると思います。
ベンチマーク
8つ目は、ベンチマークです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ベンチマーク (Benchmark)とは、主に、基準や基礎となる測定点、または他のものと比較して性能や進捗を評価するための基準を指します。
ランドマークの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- モニュメント
- スポット
- ポイント
- landmark
- monument
- target
- benchmark
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がランドマークの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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