本記事では、ボーナスの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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ボーナスとは? そもそもどんな意味か?
まずはボーナスとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
企業が従業員にたいして、給与以外に支払いすること
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月給の他に会社の利益に応じて臨時に支給される手当。
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固定給が支払われている従業員に対して、企業が毎月の給与とは別で支給する報酬。
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- 賞与や特別手当、株式の特別配当金のことです。
- 対価とは別の報酬を表しています
- 通常とは違う形で得られる金や品物
- 特別に支給される褒賞のこと。多くの会社でその対象の従業員のパフォーマンスや年間の会社業績に対し、月次の給与とは別に年に一度か二度払われることが一般的。
- 本来得られる報酬に追加で得られる報酬のことを指す。
- 予期していないおまけや特典のこと。
例文
つづいて、ボーナスを用いた例文を紹介します。
今年は会社の業績が良く、ボーナスも例年より多く貰えたので嬉しい。
我が社は先日海外の親会社がIPOをしたために、後日全世界の従業員に特別ボーナスが支払われた。
例文を全て見る
- 今年の夏のボーナスは、去年よりも会社が利益が上がったので、色をつけておきました。
- 今年の夏のボーナスは、基本給の2ヶ月分が支給され、昨年より大幅に増えた。
- 今年のボーナスは何ヶ月分になるか、同僚のあいだで話題になっている。
- 我が社のボーナスは月給の三か月分が基準となっているが、成果しだいでさらに増える。
- ボーナスが無くなることでモチベーションの低下に繋がることは間違いないと思います
- 会社から冬のボーナスが支給され、その額面に社員は一喜一憂している。
- 今年のボーナスは去年よりも大幅に増えていて、欲しかった釣竿を買おうかと思ってる。
- 海外旅行で飛行機に搭乗する際に、クレジットカードの付帯特典によって、座席がアップグレードされるボーナスがあった。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
ボーナスは仕事の見返りとして支払われることが多いため、家族間など、労働奉仕が基本的にない環境においてボーナスをあげる、払う(特別なお小遣い的な意味合いで)などの言葉を使うことはない。
—
ボーナスという語は俗語的な印象を与える可能性があるので、文書で使用するとやや違和感がある。
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法人で払うものなので、個人では違和感がある。
注意点を全て見る
- ややカジュアル気味な言葉であるが、ビジネスで用いても問題はない。
- 示す内容に応じて言葉も変化します
- ボーナスは額面の場合高い低いで表現するが、数値化できないものは大きい小さいと表現する
- ボーナスは好都合のことを指すので、悪いことが起こった時に使ってはいけない。
ビジネスで使える丁寧なボーナスの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
インセンティブ
まずは、インセンティブです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ボーナスとのニュアンスの違いは、奨励や報奨です。給与制度で目標を達成したりして成果をあげた社員に支給される報奨金を指す時におすすめです。
プレミアム
2つ目は、プレミアムです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語では元のワードと同義の場合と全く異なる意味で用いられるが、カタカナ語として考えると元のワードと同義だが、より上質な印象が出る。そのため、接客やセールスの場面で用いると効果的なのでおすすめである。
給与
3つ目は、給与です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
労働基準法によって毎月1回以上の決まった日に支払う義務があるというニュアンスの違いがあります。法律で定められた定期的な労働への対価を表すのにおすすめです。
手当て
4つ目は、手当てです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードよりも硬い印象になる。昭和に絶滅した言葉の趣があり勧める場面は特にない。むかしの時代のお話や映画なら使える。
賞与
5つ目は、賞与です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
本来払われる月給とは別のタイミングで与えられる報酬であり、ニュアンスも一緒である。固い表現であり、特にビジネスでオススメ。
寸志
6つ目は、寸志です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
少しばかりの気持ち、わずかの厚意という意味で、心ばかりの贈り物を渡す際に使うというニュアンスの違いがあります。企業の懇親会や親睦会などで、上司から部下に渡す際に使うのにおすすめです。
特別報酬
7つ目は、特別報酬です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
特殊な条件を満たした場合に払われる報酬のことを指す。ビジネスよりの言葉であり、特殊な契約の時に用いるのがオススメ。
報酬
8つ目は、報酬です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
言い換え前の言葉は給与以外の支給を指すが、こちらはなんらかの労働などにたいして支払われるもので、給与と似ている。
臨時報酬
9つ目は、臨時報酬です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
毎月、毎年の決まった時期に支給されるボーナスと違い、臨時でランダムな時期に支給されても話の流れとして使えます。
ボーナスのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
インセンティブ
まずは、インセンティブです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
個人の成績によって額が決まるというニュアンスの違いがあります。個人個人が企業のために結果を出したからこそ支給されるものを表すのにおすすめです。
おまけ
カジュアルの2つ目は、おまけです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードより、幼稚なニュアンスが出る。そのため、こども相手の商売で、こどもに対しても用いると効果的でおすすめである。
ご褒美
つづいて、ご褒美です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
俗語的な意味での「ボーナス」に近い。行ったことへの対価として頂くことが出来るというイメージ。実際に支給される「ボーナス」には「対価」的な意味はほとんどない。
サービス
4つ目は、サービスです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語では元のワードと全く異なる意味で用いられるが、カタカナ語として考えると元のワードと同義だが、より親しみやすいニュアンスが出る。そのため、親しい間柄で相手に良い気分にさせたい目的があるときに用いると効果的でおすすめである。
気持ち
5つ目は、気持ちです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
いわゆる心付けや寸志のようなものを表します。相手の負担にならないような金品を与えることを示すときに用いられる表現です
施し
6つ目は、施しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
相手に対してのサービスや貢ぎ物を表しています。多少含みのある言い回しのため、何かしらの関係性や繋がりなどのしがらみが起因する場合に適しています
賞与
7つ目は、賞与です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
日本独特のもので、従業員の功労に対して贈られる、臨時のほうびというニュアンスの違いがあります。決算の前後に支払われる決算賞与などを表すのにおすすめです。
寸志給料
8つ目は、寸志給料です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
会社によってはボーナスもあまり支払われない場合があります。自虐という意味も含めて寸志給料といえば、笑いが取れます。
特別手当
9つ目は、特別手当です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一気にスペシャル感が減るうえ、出張手当などと同じように聞こえてしまうリスクはありますが、たいした金額もらっていないことを暗に伝えたい場合、あまりボーナスをもらったことにフォーカスしたくない時は、手当という表現のほうが適してます。
臨時収入
10個目は、臨時収入です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
予想せず貰ったお金や緊急的に貰ったお金のことを指す。お金をもらった側がそのお金を指して使う言葉であり、支払う側が使うことはない。
ボーナスの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- インセンティブ
- スペシャルプレゼント
- サンクスサラリー
- premium
- temporary allowance
- special reward
- incentive
- bonus
- special allowance
- reward
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がボーナスの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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