本記事では、がっつりの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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がっつりとは? そもそもどんな意味か?
まずはがっつりとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
大量なものを勢いよくこなしていくさま。
—
しっかり、たっぷり、思いっきりなど充分すぎる様子を表す
—
食べ物の量がたくさんあること。
意味を全て見る
- 勢いよく思いっきり、しっかり。
- 全力で取り組む様子。量が十分またはそれ以上である様子。
- 比較的本気で物事に取り組む様。集中して取り組む様。
- 量が程度が多めな様子。抽象的なニュアンス。
例文
つづいて、がっつりを用いた例文を紹介します。
今回のコンペに我々が勝てたのも君のおかげだよ。今夜は僕が奢るから、がっつり食べなさい。
あそこの食堂は、がっつり食べられてとてもお得なのでおすすめです。
例文を全て見る
- このメンバーで参加する最後の演奏会の為に、悔いが残らないようにがっつり練習をする。
- 今日はがっつりとお肉を食べたので、スタミナがついたと思います。
- 自ら契約したものの内容を正確に把握せず放置してきた生命保険を、結婚を機にがっつり見直すことにした。
- あの人はいつもがっつり食べる。
- この食堂はがっつり系なので、少食の人には向かないかも知れない。
- 今日は一人で大阪旅行に来た。思い出に大阪名物をがっつり食べて帰ろう
- バイオリンの練習を始めて以来、毎日がっつり3時間のレッスンを受けている。
- 今週の目標は、がっつりクラウドワークスの仕事に取り組むことです。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
がっつりは、かなりカジュアルな会話で使われるため、一般的なビジネスマナーが求められる場面で用いてはならない。
—
『がっつり』は動作で行われる量の多さを表す時に使われる事が多い為、数量単体を表す時には違和感があります。
—
程度を表す言葉のため示す内容に応じて言い換えを活用します
注意点を全て見る
- 使い方は文脈によって意味が異なるので注意。
- 食べ物の量でよく使うため、食べ物以外で使うと違和感がある。
- がっつりはすごくたくさんな状況を表す時に使う事が多いので、適量やそれほど多くないものに対して使うのは違和感があります
- 大きい動作でも、勢いのない静かな行為で使うと違和感があります。
- がっつりはビジネスなどフォーマルな場ではあまり使用しないため、上司などに対して「今日はがっつり仕事を頑張ります」というような言い方は違和感があります。
ビジネスで使える丁寧ながっつりの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
貪欲に
まずは、貪欲にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードからカジュアルさがなくなり、やや文語調になる。そのため、ビジネスマナーが求められる場面で会話においても、文書においても用いることができる。
しっかり
2つ目は、しっかりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
がっつりは、ジャンクフードのニュアンスがあります。しっかりはジャンクフードに限らず、さまざまな食事に使えます。
たくさん
3つ目は、たくさんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
数量や程度が多いことを表す時におすすめ。丁寧な場面でも、カジュアルな場面でも幅広く使える。利便性が高いニュアンス。
ふんだんに
4つ目は、ふんだんにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
豊富であることを表す時に適した言い換え言葉です。贅沢なことや目一杯であることを表したい場面に用いられることが多いです
思う存分
5つ目は、思う存分です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードより人の気持ちが強く表れた言葉。今ある時間や楽しい事を充分に相手に楽しんでほしい時におすすめ
集中的に
6つ目は、集中的にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「がっつり」は質や数量が多く範囲も広い時におすすめです。「集中的に」は狭い範囲または短期的に深く掘り下げるニュアンスです。
十分に
7つ目は、十分にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
がむしゃらに事を進めるのではなく、慎重にされど手を抜かないといったニュアンスになる。その為、メールの文章等で使いやすい。
心置きなく
8つ目は、心置きなくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元ワードより気持ちを重要視している言葉。他人からの評価や人の目を気にせず思いっきり楽しんで謳歌してほしい時におすすめ
全力
9つ目は、全力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「がっつり」が少し軽い印象を与える可能性があるのに対し、「全力」は受け手に強い意志を示すことができます。
大量
10個目は大量です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
量的に目一杯なことを表します。量の多さをアピールする場合にとても適しており、アピール度の高い言葉の言い換えです
がっつりのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
とことん
まずは、とことんです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードよりややカジュアルさが薄れている口語調の言葉であるため、親しい間柄で話している時におすすめである。
いっぱい
カジュアルの2つ目は、いっぱいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
濁音ではなく、半濁音を使っている為元のワードよりも少し幼い印象に感じる。自分の事を相手に可愛く見せたい時とかに使う事をおすすめする。
ガツガツ
つづいて、ガツガツです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
周りの目を気にせずに、むさぼり食う様子というニュアンスの違いがあります。飢えてむやみに食物を欲しがったり、何でも欲しがるのを表すのにおすすめです。
しっかり
4つ目は、しっかりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「がっつり」はたくさんの量を一気にこなすニュアンスです。「しっかり」はたくさんの量をコツコツ着実にこなす時におすすめです。
たっぷり
5つ目は、たっぷりです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
がっつりは、ガツガツ食べるようなニュアンスがあります。たっぷりは、単に量が多いニュアンスになります。
めっちゃ
6つ目は、めっちゃです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
数量や程度は大きく、ものごとを強調する際におすすめ。話し言葉や書き言葉の両方で使用される。口語的なニュアンスが強い。
山盛り
7つ目は、山盛りです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
大盛りを更に強調する場面に用いられる言い換え言葉のひとつです。とにかく量的な面をアピールすることを示します
集中して
8つ目は、集中してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
がっつりに比べてどんな場面でも使用できます。また上司や部下など関係なく誰に対しても使用できます。「がっつり」に比べて知的な印象があります。
本気
9つ目は、本気です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「がっつり」も「本気」も積極的な取り組み姿勢を表していますが、積極性を表す場合でも、がっつりは文章で使うと弱い印象があるため、より強い積極性を表す場合には本気を使用します。
目一杯
10個目は、目一杯です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
限界までというニュアンスが含意される。そのため、たとえば大食いの挑戦など、自分の限界まで挑戦するような時におすすめである。
がっつりの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- マックス
- ソー マッチ
- メニー
- トゥー マッチ
- all you want
- a lot
- a great deal
- enough
- plentifully
- downright
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上ががっつりの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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