本記事では、後日の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの言い換えを見る | →カジュアルの言い換えを見る | →英語・カタカナの言い換えを見る |
後日とは? そもそもどんな意味か?
まずは後日とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
今ではなく、ある程度の時間が経過した後の特定の日
—
近い将来におけるある日
—
予定されている日以降の別の日
意味を全て見る
- 後に設定された日や時間
- 今ではなく、後に改めて行うこと
例文
つづいて、後日を用いた例文を紹介します。
この件については後日詳しくお話しします。
後日、会議の結果を報告します。
例文を全て見る
- 後日、改めてお伺いします。
- 後日、追加の資料をお送りします。
- この書類は後日提出してください。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「後日」は、特定の期日を明示せずに後の時点を示すため、具体的な日時を伝えたい場合には別の表現を使用することが望ましいです。
—
この表現は、曖昧な印象を与えることがあるため、ビジネスシーンでは可能な限り具体的な日程を示す方が良いです。
—
ビジネスで使える丁寧な後日の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
後日改めて
まずは、後日改めてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、適切なタイミングで改めて行うこと。後日が「漠然とした後の時点」を指すのに対し、後日改めては「再度行うことを前提とした表現」を強調します。
追って
2つ目は、追ってです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
必要な情報や対応を後で伝えること。後日が「後の時間や日程」を指すのに対し、追っては「近いうちに詳細を伝えること」を強調します。
別の日に
3つ目は、別の日にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在ではなく、後に設定された別の日に行うこと。後日が「後に行うこと」を含むのに対し、別の日には「特定の日を改めて設定すること」を強調します。
後日調整
4つ目は、後日調整です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在の段階では決定せず、後で調整すること。後日が「後に行うこと」を示すのに対し、後日調整は「後に詳細を詰めること」を強調します。
後ほど
5つ目は、後ほどです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、少し後の時間に行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、後ほどは「同じ日や近い将来に行うこと」を強調します。
日時未定
6つ目は、日時未定です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現時点で具体的な日程が決まっていないこと。後日が「後の時点」を示すのに対し、日時未定は「日程が決まっていないこと」を強調します。
再設定
7つ目は、再設定です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
予定を変更し、後の日時を決定すること。後日が「漠然とした後の時点」を指すのに対し、再設定は「具体的に再設定された日時」を強調します。
後日確認
8つ目は、後日確認です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、後で確認すること。後日が「後の時間や日程」を示すのに対し、後日確認は「確認作業を後に行うこと」を強調します。
後日連絡
9つ目は、後日連絡です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、後のタイミングで連絡すること。後日が「後の時点」を指すのに対し、後日連絡は「後に連絡を取ること」を強調します。
日を改めて
10個目は日を改めてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
後の適切な時点で改めて行うこと。後日が「後の時点」を示すのに対し、日を改めては「適切な日程で再度行うこと」を強調します。
後日のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
また今度
まずは、また今度です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、後でまた行うこと。後日が「後の時間や日程」を示すのに対し、また今度は「特定の予定なしに後で行うこと」を表します。
後で
カジュアルの2つ目は、後でです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在ではなく、後の時間に行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、後では「当日に限らない後の時間」を示します。
今度
つづいて、今度です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
別の機会に行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、今度は「特定の日時を設定しないまま後で行うこと」を強調します。
改めて
4つ目は、改めてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
別のタイミングで再度行うこと。後日が「漠然とした後の時点」を示すのに対し、改めては「特定の行為や作業を再度行うこと」を強調します。
そのうち
5つ目は、そのうちです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、いつか後で行うこと。後日が「後の時点」を示すのに対し、そのうちは「具体的な日程を示さないまま後で行うこと」を表します。
後の機会に
6つ目は、後の機会にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、別の機会に行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、後の機会には「具体的な日程を定めずに後で行うこと」を強調します。
後でまた
7つ目は、後でまたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
現在ではなく、後で再度行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、後でまたは「再度行うこと」を強調します。
いつかまた
8つ目は、いつかまたです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、将来的に再度行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、いつかまたは「明確な時期を示さずに将来的に再度行うこと」を強調します。
また別の日に
9つ目は、また別の日にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今ではなく、別の設定された日に行うこと。後日が「後の時点」を指すのに対し、また別の日には「別の日に設定されたこと」を強調します。
後で決める
10個目は、後で決めるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今は決めずに後で決めること。後日が「後の時点」を示すのに対し、後で決めるは「現在の段階では未決定であること」を強調します。
後日の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- アフターデート
- リスケジュール
- レイトプラン
- LaterDate(後日)
- FutureTime(未来の時点)
- PostponedEvent(延期されたイベント)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が後日の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント