本記事では、準ずるの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの言い換えを見る | →カジュアルの言い換えを見る | →英語・カタカナの言い換えを見る |
準ずるとは? そもそもどんな意味か?
まずは準ずるとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
基準や規則に従うこと
—
他のものと同様に扱うこと
—
規範や方針に従って行動すること
意味を全て見る
- 特定の基準や条件に合わせて行動すること
- 他のものを模範としてそれに倣うこと
例文
つづいて、準ずるを用いた例文を紹介します。
このルールに準ずることが求められます。
彼の行動は会社の方針に準ずるものでした。
例文を全て見る
- この計画は法的な基準に準じています。
- 新しい規則に準ずるための変更が必要です。
- 彼の仕事は先輩のやり方に準じて進められています。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「準ずる」は形式的で厳格なニュアンスがあり、柔軟性に欠ける印象を与えることがあります。
—
特定の基準や規則に厳密に従う場合に使用することが多く、一般的な場面では硬い表現になることがあります。
—
ビジネスで使える丁寧な準ずるの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
従う
まずは、従うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
指示や規則に従って行動すること。準ずるは「厳密に従う」ニュアンスが強いが、従うは「より柔軟な対応が含まれること」を強調する。
準拠する
2つ目は、準拠するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
特定の基準や規則に従うこと。準ずるは「一般的な従う行為」に対し、準拠するは「特定の基準に従うこと」を強調する。
適合する
3つ目は、適合するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
基準や規則に適合すること。準ずるは「厳密な従うこと」を示すのに対し、適合するは「適切に合わせるニュアンス」がある。
以下同様
4つ目は、以下同様です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
初めに出された内容に従って行動すること。準ずるは解釈に一定の自由度があるが、以下同様はより言葉通りの印象がある。
従属する
5つ目は、従属するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
上位の指示や規則に従うこと。準ずるは「独立した基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、従属するは「従う対象が明確な場合に使う」。
規範に従う
6つ目は、規範に従うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
社会や組織の規範に従うこと。準ずるは「特定の基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、規範に従うは「広範なルールを指す」。
指示に従う
7つ目は、指示に従うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
上司や指導者の指示に従うこと。準ずるは「ルールや基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、指示に従うは「具体的な指示に対する従うこと」を強調する。
則る
8つ目は、則るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
書かれている内容に従うこと。準ずるよりも厳密に従う印象。
指針に従う
9つ目は、指針に従うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
指針に基づいて行動すること。準ずるは「厳格な基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、指針に従うは「方向性を示す指針に従うこと」を強調する。
基準に合わせる
10個目は基準に合わせるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
特定の基準に合わせて行動すること。準ずるは「厳格な基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、基準に合わせるは「柔軟に適合すること」を強調する。
準ずるのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
守る
まずは、守るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
規則やルールを守ること。準ずるは「厳密に従う」ニュアンスが強いのに対し、守るは「一般的な守る行為」を示す。
適応する
カジュアルの2つ目は、適応するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況に合わせて行動すること。準ずるは「厳格な基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、適応するは「柔軟に対応すること」を強調する。
合わせる
つづいて、合わせるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他のものに合わせること。準ずるは「基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、合わせるは「他者に適応すること」を強調する。
従順にする
4つ目は、従順にするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
指示や命令に従うこと。準ずるは「規則に従う」ニュアンスが強いのに対し、従順にするは「個人の意志に従うこと」を強調する。
模倣する
5つ目は、模倣するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他のものを模倣すること。準ずるは「基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、模倣するは「他のものを真似ること」を強調する。
従うべき
6つ目は、従うべきです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
従わなければならないこと。準ずるは「特定の基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、従うべきは「義務として従うこと」を強調する。
模範にする
7つ目は、模範にするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他のものを模範にすること。準ずるは「基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、模範にするは「他者を参考にすること」を強調する。
真似る
8つ目は、真似るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他のものを真似ること。準ずるは「厳格な基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、真似るは「他者の行動をそのまま再現すること」を強調する。
寄り添う
9つ目は、寄り添うです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
他のものに寄り添って行動すること。準ずるは「基準に従う」ニュアンスが強いのに対し、寄り添うは「共感や理解を持って対応すること」を強調する。
順応する
10個目は、順応するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
環境や状況に順応して行動すること。準ずるは「厳格に従う」ニュアンスが強いのに対し、順応するは「柔軟に対応すること」を強調する。
準ずるの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- コンプライアンス
- アラインメント
- コンフォーマンス
- Compliance(準拠)
- Adherence(従うこと)
- Conformity(順応)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が準ずるの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント