本記事では、器用の言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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器用とは? そもそもどんな意味か?
まずは器用とはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
手先が巧みで、細かい作業を上手にこなすこと
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状況に応じて柔軟に対応できる能力
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仕事や作業をスムーズに行うことができる能力
意味を全て見る
- 難しい問題にもスムーズに対応できること
- 何事もそつなくこなすことができる才能
例文
つづいて、器用を用いた例文を紹介します。
彼は手先が器用で、細かい作業も難なくこなす。
器用に交渉をまとめ、双方を満足させた。
例文を全て見る
- 彼女は新しい環境に器用に適応した。
- 彼は器用に仕事を進め、期日内に完成させた。
- どんな仕事でも器用にこなせるので、頼りにされている。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「器用」はポジティブな意味を持つが、場合によっては「そつがない」という意味で深みや個性が欠けているという印象を与えることがあるため、状況に応じて使い分けることが大切です。
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ビジネスシーンでは、特定のスキルに対して「器用」と言うことで、優秀であるものの創造性や独創性が欠けているという評価をされることがあるため、適切な文脈で使用することが必要です。
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ビジネスで使える丁寧な器用の言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
巧み
まずは、巧みです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を上手に行うことを指すフォーマルな表現。器用が「全般的な能力」を強調するのに対し、巧みは「特定のスキルや技術」を強調します。
円滑
2つ目は、円滑です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事がスムーズに進む様子を指す表現。器用が「個人のスキル」を強調するのに対し、円滑は「物事の進行のスムーズさ」を強調します。
適応力
3つ目は、適応力です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
環境や状況に対して素早く対応できる能力。器用が「作業の上手さ」を強調するのに対し、適応力は「柔軟な対応力」を強調します。
柔軟
4つ目は、柔軟です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
状況に応じて素早く変化に対応できること。器用が「手先や技術」を強調するのに対し、柔軟は「変化への対応能力」を強調します。
多才
5つ目は、多才です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くの才能やスキルを持っていることを指す表現。器用が「技術的な能力」を強調するのに対し、多才は「幅広い能力」を強調します。
巧妙
6つ目は、巧妙です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を巧みに計画し、実行する能力。器用が「実行力」を強調するのに対し、巧妙は「計画的な実行」を強調します。
敏腕
7つ目は、敏腕です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
仕事や作業を非常に効率よくこなすこと。器用が「全般的なスキル」を強調するのに対し、敏腕は「高度な技術や管理能力」を強調します。
有能
8つ目は、有能です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
能力があり、成果を出すことができる様子。器用が「技術やスキル」を強調するのに対し、有能は「結果を出す能力」を強調します。
迅速
9つ目は、迅速です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
素早く対応できることを示す表現。器用が「手際の良さ」を強調するのに対し、迅速は「素早い対応力」を強調します。
機敏
10個目は機敏です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
すばやく動き、対応することができる能力。器用が「スムーズさ」を強調するのに対し、機敏は「反応の速さ」を強調します。
器用のカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
手先が器用
まずは、手先が器用です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
手先を使った作業が得意なことを示すカジュアルな表現。器用が「全般的な能力」を強調するのに対し、手先が器用は「手先の技術」を強調します。
要領が良い
カジュアルの2つ目は、要領が良いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を効率よくこなすことを示す表現。器用が「スムーズさ」を強調するのに対し、要領が良いは「効率的な方法を見つける」ことを表します。
何でもできる
つづいて、何でもできるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くのことを上手にこなせることを示す表現。器用が「技術的なスキル」を強調するのに対し、何でもできるは「広い範囲でのスキル」を示します。
こなれている
4つ目は、こなれているです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事をスムーズに進めることができる様子を示すカジュアルな表現。器用が「技術やスキル」を強調するのに対し、こなれているは「慣れている感じ」を表現します。
手際が良い
5つ目は、手際が良いです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
作業を効率よく進めることを意味するカジュアルな表現。器用が「全般的なスキル」を強調するのに対し、手際が良いは「作業の速さと効率」を表します。
要領がいい
6つ目は、要領がいいです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
効率よく物事を処理することができる様子。器用が「技術的なスキル」を強調するのに対し、要領がいいは「賢く効率的に行動する」ことを示します。
身軽
7つ目は、身軽です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
素早く動いて、仕事や作業をスムーズにこなすことを示すカジュアルな表現。器用が「全般的な能力」を強調するのに対し、身軽は「動きの速さや軽さ」を強調します。
スムーズ
8つ目は、スムーズです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事が順調に進む様子を示す表現。器用が「細かい作業」を強調するのに対し、スムーズは「全体的な流れの良さ」を示します。
何でもそつなくやる
9つ目は、何でもそつなくやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
多くのことをうまくこなすことを意味するカジュアルな表現。器用が「技術力」を強調するのに対し、何でもそつなくやるは「幅広い作業に対する能力」を示します。
テキパキやる
10個目は、テキパキやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
物事を素早く、効率的に進めることを意味するカジュアルな表現。器用が「スムーズさ」を強調するのに対し、テキパキやるは「素早く正確に進めること」を示します。
器用の横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スキルフル
- アジャイル
- ハンディー
- Dexterous(器用な)
- Adept(熟練した)
- Versatile(多才な)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が器用の言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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