本記事では、見え隠れの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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見え隠れとは? そもそもどんな意味か?
まずは見え隠れとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
断続的に見えたり見えなくなったりすること
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はっきりしない様子があること
—
部分的にしか見えないこと
意味を全て見る
- 時々姿を現すこと
- 一部が見えること
例文
つづいて、見え隠れを用いた例文を紹介します。
山の向こうに見え隠れする太陽が美しかった。
彼の本心が見え隠れしている。
例文を全て見る
- 霧の中で建物が見え隠れしている。
- 彼女の感情が見え隠れする。
- 森の中で動物が見え隠れしている。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「見え隠れ」は状況が不明確な時に使われるため、明確な説明を伴うと効果的です。
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ネガティブなニュアンスを持つ場合があるため、注意して使うことが必要です。
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ビジネスで使える丁寧な見え隠れの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
断片的に見える
まずは、断片的に見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
完全には見えないが部分的に見えること。元の言葉よりもフォーマルな表現。例文:計画の詳細が断片的に見える。
曖昧に見える
2つ目は、曖昧に見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はっきりしない様子があること。元の言葉よりも抽象的なニュアンス。例文:データの傾向が曖昧に見える。
一部が見える
3つ目は、一部が見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
部分的にしか見えないこと。元の言葉よりも具体的な表現。例文:問題の一部が見える。
時折見える
4つ目は、時折見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時々姿を現すこと。元の言葉よりも控えめなニュアンス。例文:リーダーの意図が時折見える。
影が見える
5つ目は、影が見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不明瞭だが何かが存在することがわかること。元の言葉よりも抽象的な表現。例文:市場の変動が影が見える。
部分的に把握できる
6つ目は、部分的に把握できるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
全体は見えないが一部がわかること。元の言葉よりも具体的な表現。例文:プロジェクトの進捗が部分的に把握できる。
ぼんやりと見える
7つ目は、ぼんやりと見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はっきりと見えないが存在が確認できること。元の言葉よりも控えめなニュアンス。例文:将来の見通しがぼんやりと見える。
かすかに見える
8つ目は、かすかに見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど見えないがわずかに確認できること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:成長の兆しがかすかに見える。
薄く見える
9つ目は、薄く見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど見えないがわずかに見えること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:市場の動向が薄く見える。
察知できる
10個目は察知できるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
明確ではないが感じ取れること。元の言葉よりも感覚的な表現。例文:経営の方向性が察知できる。
見え隠れのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
ちらつく
まずは、ちらつくです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
断続的に見えること。元の言葉と同義。例文:雪が窓の外でちらついている。
消え隠れする
カジュアルの2つ目は、消え隠れするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
見えたり消えたりすること。元の言葉とほぼ同義。例文:猫が木陰で消え隠れしている。
ちらっと見える
つづいて、ちらっと見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一瞬だけ見えること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:彼の表情がちらっと見える。
見たり隠れたりする
4つ目は、見たり隠れたりするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
断続的に見えたり隠れたりすること。元の言葉と同義。例文:光が見たり隠れたりしている。
不鮮明に見える
5つ目は、不鮮明に見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はっきりしない様子があること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:遠くの景色が不鮮明に見える。
微かに見える
6つ目は、微かに見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ほとんど見えないがわずかに確認できること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:星が微かに見える。
朧げに見える
7つ目は、朧げに見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ぼんやりと見えること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:夜空に月が朧げに見える。
ぼんやり見える
8つ目は、ぼんやり見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
はっきりしない様子があること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:霧の中で山がぼんやり見える。
チラリと見える
9つ目は、チラリと見えるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一瞬だけ見えること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:彼女の笑顔がチラリと見える。
かすかに浮かぶ
10個目は、かすかに浮かぶです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
わずかに見えること。元の言葉よりも軽いニュアンス。例文:古い記憶がかすかに浮かぶ。
見え隠れの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- スニークピーク
- グリンプス
- フリッカー
- Peek(覗き見)
- Glimpse(ちらりと見る)
- Flicker(ちらつく)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が見え隠れの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
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