本記事では、持ち回りの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの言い換えを見る | →カジュアルの言い換えを見る | →英語・カタカナの言い換えを見る |
持ち回りとは? そもそもどんな意味か?
まずは持ち回りとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
複数の人が順番に役割や仕事を引き受けること
—
一定の順番で仕事や役割を交代して担当すること
—
グループ内で順次役割を回していくこと
意味を全て見る
- 特定の人が常に担当するのではなく、持ち回りで行うこと
- ローテーションで責任を分担すること
例文
つづいて、持ち回りを用いた例文を紹介します。
会議の司会は持ち回りで担当することになっている。
この仕事はチームメンバーで持ち回りにしている。
例文を全て見る
- 掃除当番は持ち回りで行っています。
- 彼らは持ち回りでプロジェクトを進めた。
- 持ち回りで担当することで、全員が責任を負うことになる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「持ち回り」は、役割の公平な分担を示すが、頻繁に使用すると「責任逃れ」の印象を与えることがあるため、文脈に注意が必要です。
—
ビジネスの場では、「持ち回り」が多用されると、役割分担が曖昧になりがちなので、具体的な指示や確認を行うことが大切です。
—
ビジネスで使える丁寧な持ち回りの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
ローテーション
まずは、ローテーションです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一定の順番で役割を交代すること。持ち回りが「順番に回すこと」を強調するのに対し、ローテーションは「計画的な交代」を示します。
交代制
2つ目は、交代制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
複数の人が順番に役割を担当すること。持ち回りが「自然な流れで交代」を示すのに対し、交代制は「システムとしての交代」を強調します。
順番制
3つ目は、順番制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一定の順序で役割を回すこと。持ち回りが「柔軟な交代」を強調するのに対し、順番制は「明確な順序」を示します。
輪番制
4つ目は、輪番制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
定められた順番で役割を交代すること。持ち回りが「柔軟な順序」を強調するのに対し、輪番制は「正式な手続きによる交代」を示します。
当番制
5つ目は、当番制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
順番に特定の役割を担当すること。持ち回りが「全員の責任分担」を強調するのに対し、当番制は「個別の責任」を強調します。
割り当て制
6つ目は、割り当て制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役割を順番に割り当てること。持ち回りが「役割の交代」を強調するのに対し、割り当て制は「計画的な役割分担」を示します。
シフト制
7つ目は、シフト制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時間ごとに担当者が交代すること。持ち回りが「柔軟な交代」を強調するのに対し、シフト制は「時間帯ごとの交代」を示します。
チーム制
8つ目は、チーム制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
チーム内で役割を順番に担当すること。持ち回りが「個々の責任」を強調するのに対し、チーム制は「集団としての役割分担」を示します。
リレーション制
9つ目は、リレーション制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役割を順番に引き継ぎながら進めること。持ち回りが「役割の交代」を強調するのに対し、リレーション制は「役割の継続性」を示します。
連携体制
10個目は連携体制です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
チームメンバーが連携して順番に役割を担当すること。持ち回りが「交代の順番」を強調するのに対し、連携体制は「チーム全体の協力」を示します。
持ち回りのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
順番にやる
まずは、順番にやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
みんなで順番に役割をこなすことを示すカジュアルな表現。持ち回りが「全員で順番にやること」を強調するのに対し、順番にやるは「気軽な順序」を示します。
回してやる
カジュアルの2つ目は、回してやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役割を回して担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「計画的な交代」を示すのに対し、回してやるは「自由な交代」を示します。
交代でやる
つづいて、交代でやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
順番に交代して役割を担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「順序」を強調するのに対し、交代でやるは「柔軟な対応」を示します。
みんなでやる
4つ目は、みんなでやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
みんなで順番に役割を担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「個別の役割分担」を強調するのに対し、みんなでやるは「協力」を示します。
ローテ
5つ目は、ローテです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
順番に役割をこなすことを示すカジュアルな表現。持ち回りが「地域などを含むような計画性」を強調するのに対し、ローテは「変更可能な暫定の順番」の意図を示します。
回り持ち
6つ目は、回り持ちです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役割を順番に回して担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「順序」を強調するのに対し、回り持ちは「気軽さ」を示します。
ぐるぐる回す
7つ目は、ぐるぐる回すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
役割を次々と順番に回して担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「計画的な順序」を強調するのに対し、ぐるぐる回すは「気軽で継続的な交代」を示します。
担当を回す
8つ目は、担当を回すです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
みんなで順番に役割を担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「順番」を強調するのに対し、担当を回すは「柔軟な役割分担」を示します。
順番でやる
9つ目は、順番でやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
順番に役割をこなすことを示すカジュアルな表現。持ち回りが「計画的な順序」を強調するのに対し、順番でやるは「自然な交代」を示します。
持ち回る
10個目は、持ち回るです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
みんなで順番に役割を担当することを示すカジュアルな表現。持ち回りが「順序」を強調するのに対し、持ち回るは「自由な交代」を示します。
持ち回りの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ローテーション
- サイクル
- シフト
- Rotation(ローテーション)
- Cycle(サイクル)
- Shift(シフト)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が持ち回りの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント