本記事では、何かにつけての言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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何かにつけてとは? そもそもどんな意味か?
まずは何かにつけてとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
どんなことが起きても、それをきっかけに何かをすること
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事あるごとに理由をつけて、何かを行うこと
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ささいなことでも、そのたびに行動を起こすこと
意味を全て見る
- 特別な理由がなくても、何かをきっかけに動くこと
- 頻繁に何かをする、または言うこと
例文
つづいて、何かにつけてを用いた例文を紹介します。
彼は何かにつけて言い訳をする。
何かにつけて、彼女は私を手伝ってくれる。
例文を全て見る
- 彼は何かにつけて文句を言う。
- 何かにつけて、彼女はお礼を言う。
- 何かにつけて、会議を開きたがる。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「何かにつけて」は、頻繁に行動を起こすことや言い訳をすることを強調しますが、ネガティブな印象を与える場合があるため、特にビジネスシーンでは慎重に使用することが求められます。
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カジュアルな場面では軽いニュアンスで使われることが多いが、他者に対して繰り返し指摘や苦情を伝える場合、相手に不快感を与えることがあるので、文脈を考慮して使用することが大切です。
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ビジネスで使える丁寧な何かにつけての言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
常に
まずは、常にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
常に物事を行うことを意味する表現。何かにつけてが「事あるごとに」を強調するのに対し、常には「一貫して行動すること」を強調します。
度々
2つ目は、度々です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何度も繰り返して行うことを示す表現。何かにつけてが「きっかけ」を強調するのに対し、度々は「頻繁さ」を示します。
折に触れて
3つ目は、折に触れてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
機会があるたびに何かを行うことを意味する表現。何かにつけてが「頻度」を強調するのに対し、折に触れては「特定の機会やタイミング」を示します。
機会を見つけて
4つ目は、機会を見つけてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
適したタイミングを捉えて行動を起こすこと。何かにつけてが「頻繁な行動」を強調するのに対し、機会を見つけては「意図的なタイミング」を示します。
しばしば
5つ目は、しばしばです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
頻繁に何かを行うことを意味する表現。何かにつけてが「どんなことにも対応すること」を強調するのに対し、しばしばは「何度も行うこと」を強調します。
機に応じて
6つ目は、機に応じてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その時々の状況やタイミングに応じて行動を起こすこと。何かにつけてが「事あるごとに行うこと」を強調するのに対し、機に応じては「柔軟な対応」を示します。
事あるごとに
7つ目は、事あるごとにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かの出来事があるたびに行動を起こすことを示す表現。何かにつけてが「漠然とした頻繁さ」を示すのに対し、事あるごとには「具体的な出来事に対して」を強調します。
時折
8つ目は、時折です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
時々、間を置いて何かをすること。何かにつけてが「頻繁に行うこと」を示すのに対し、時折は「間を置いて行うこと」を強調します。
適宜
9つ目は、適宜です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
適切なタイミングや状況に応じて行動を起こすこと。何かにつけてが「事あるごとに行うこと」を強調するのに対し、適宜は「適したタイミング」を強調します。
機会を捉えて
10個目は機会を捉えてです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
その機会やタイミングを逃さずに行動を起こすことを意味する表現。何かにつけてが「頻繁さ」を強調するのに対し、機会を捉えては「タイミングの重要性」を強調します。
何かにつけてのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
すぐに
まずは、すぐにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かあるとすぐに行動を起こすことを示すカジュアルな表現。何かにつけてが「頻繁さ」を強調するのに対し、すぐには「反応の速さ」を示します。
すぐ口にする
カジュアルの2つ目は、すぐ口にするです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かあるたびに口にすることを意味するカジュアルな表現。何かにつけてが「行動の頻度」を強調するのに対し、すぐ口にするは「言葉にすることの頻度」を示します。
ちょっとしたことで
つづいて、ちょっとしたことでです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
ささいなことでもすぐに反応することを示すカジュアルな表現。何かにつけてが「頻繁な反応」を強調するのに対し、ちょっとしたことでは「小さな出来事への反応」を示します。
すぐに動く
4つ目は、すぐに動くです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どんなことにも素早く反応することを意味するカジュアルな表現。何かにつけてが「頻度」を強調するのに対し、すぐに動くは「行動の速さ」を示します。
何かあるたびに
5つ目は、何かあるたびにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
出来事があるごとに何かを行うことを意味する表現。何かにつけてが「頻繁な行動」を強調するのに対し、何かあるたびには「出来事ごとの反応」を示します。
やたらに
6つ目は、やたらにです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
無計画に頻繁に何かをすることを意味する表現。何かにつけてが「行動の頻度」を強調するのに対し、やたらには「無計画さ」を示します。
頻繁に
7つ目は、頻繁にです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
何かあるたびに頻繁に行動を起こすことを意味する表現。何かにつけてが「きっかけや出来事」を強調するのに対し、頻繁には「行動の回数」を示します。
すぐに対応する
8つ目は、すぐに対応するです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
すぐに反応して何かをすることを意味する表現。何かにつけてが「行動の頻度」を示すのに対し、すぐに対応するは「反応の速さ」を示します。
どんな時も
9つ目は、どんな時もです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どんな出来事があっても、すぐに行動することを意味する表現。何かにつけてが「頻繁に行動を起こすこと」を強調するのに対し、どんな時もは「いつでも即座に反応すること」を示します。
すぐにやる
10個目は、すぐにやるです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
どんなことでもすぐに行動に移すことを意味する表現。何かにつけてが「頻度」を強調するのに対し、すぐにやるは「行動に移すスピード」を示します。
何かにつけての横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- クイックレスポンス
- オポチュニティ
- リピーティッドアクション
- AtEveryOpportunity(機会があればいつでも)
- WheneverPossible(可能な時に)
- Frequently(頻繁に)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が何かにつけての言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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