本記事では、書き直しの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
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書き直しとは? そもそもどんな意味か?
まずは書き直しとはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
文章を書き直すこと。文章や書物などの誤りを直し正すこと。
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いったん書いたものを消して直すこと。
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一度書いた文書を修正して新しい文書を作ること。
意味を全て見る
- 間違いをただすことや、やり直しを表します
- 記述したものを別の書き方で記述すること。
- 作成済みの文章を修正すること。
- 書かれた文章を修正してより良くすること
例文
つづいて、書き直しを用いた例文を紹介します。
一度作ったマニュアルを、より分かりやすくなるように書き直すように言われた。
この文章は誤字脱字が多いので、書き直して再度提出してください。
例文を全て見る
- 書き直しを何度も命じられて、最初に考えていたものとは別物に仕上がってしまった。
- 企画書を先輩にチェックしてもらったら、大幅な書き直しの指示を受けた。
- この文章は、このままだと意味が伝わりにくいので、書き直してください。
- 急いで書いたので字が汚く書き直しが必要だ。
- 私の方で書き直しておきますので訂正印をお願いします、という言葉には気を付けましょう
- せっかく気合いの入ったお手紙を書いたのにとんでもない誤字を見つけてしまった。書き直ししなくてはいけない。
- この企画書では真意が伝わらずに誤解を招きやすいので、今週中に書き直しをする必要がある。
- 昨日提出した文書の書き直しを依頼され、期日を守って再提出した。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「書き直し」は、文章を修正する行為を指します。文章の内容を変更することとは異なるため、文章の内容を変更する場合の言い換え語としては違和感が生じます。
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手で書いたものというニュアンスがあるため、印刷したものに使うと違和感がある。
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ちょっとした文字の間違いや直す対象が1行など、僅かな直しに使うと違和感があります。
注意点を全て見る
- 教育現場で教師などがよく使うことばで、やや上から目線な印象を受ける言葉です。そのため、立場の違いに気を付けなければいけない場面ではふさわしくないことがあります。
- 単にもう一度書くという意味合いが強いので、文の内容の良し悪しは関係ない。
- 単に修正することだけではなく、より良いものに書き換えることも含みます
- 「書き直し」という語の場合、依頼する側が上、対応する側が下という場合が多いと思われるので、「書き直して下さい」という言い方は場面によっては不快感を与える可能性があると思います。
ビジネスで使える丁寧な書き直しの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
推敲
まずは、推敲です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
詩や文章を十分に吟味して練り直すというニュアンスの違いがあります。出版業界や文章を書く場合や、企画書やプレゼンの内容などを書き直す場合におすすめです。
リライト
2つ目は、リライトです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「リライト」は、文章の構造や表現を維持しながら、内容をより明確にしたり、目的や読者に合わせたりするために書き換えることを意味します。ビジネス文書などをリライトする際に適しています。
加筆修正
3つ目は、加筆修正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「書き直し」は大きくやり直すニュアンスです。「加筆修正」は不足分を補足した上で細々とやり直す時におすすめです。
改稿
4つ目は、改稿です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
原稿を書き直すことを表します。ある程度、一目に振れるような物事やあらたまった場面に際した原稿であることを表します
校正
5つ目は、校正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
文字や文章を比べ合わせ、誤りを正すというニュアンスの違いがあります。刷物の仮刷りと原稿を照らし合わせて、誤植や体裁の誤りを直し、編集者や校閲の担当者が行う作業を表す時におすすめです。
修正
6つ目は、修正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
書き直しは、書いた本人がもう一度書くニュアンスで、修正は書いた本人に限らず間違いを直すニュアンスがあります。
修文
7つ目は、修文です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードより文語体である。会話で用いることはなく、かなり固い印象を与えたい文書の中で、かつ指示・命令する文脈で用いることがおすすめの用法である。
上書き
8つ目は、上書きです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
今のビジネスシーンでは紙に筆記具で書くケースは少なくなっています。パソコンでの管理が主なので記述したものを直したら上書きで保存です。
清書
9つ目は、清書です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
最初に書いた文章を、誤字脱字や間違った言葉の使い方は無いか、内容がおかしくないかなど確認して正しく書き直すこと。
訂正
10個目は訂正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
間違いを正すことを表します。正しくアナウンスが必要な場面に用いられる言葉の言い換えとして、広く活用できる言い換えです
書き直しのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
訂正
まずは、訂正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
文章や文字の誤りを正しく直すというニュアンスの違いがあります。文章を練り直すことを表し、より幅広い場面で使われるのにおすすめです。
なおす
カジュアルの2つ目は、なおすです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
単に修正するニュアンスが分かりやすく伝わる、直接的なことばです。近い間柄の人との会話であれば、分かりやすい言葉がいいと思うのでお勧めできます。
やり直して
つづいて、やり直してです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
書くこと以外にも使える語なので汎用性が高いです。仲が良ければ、「やり直して」と言われてもあまり不快に思わないかもしれませんが、ダメ出しのようなイメージを感じさせるので注意が必要です。
リライト
4つ目は、リライトです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
英語表現です。もう一度改めて書き記すという表現です。朗読等、流れ聞いたものを紙面に書き起こすことも適用する言葉です。
手直し
5つ目は、手直しです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
「書き直し」は文章だけが対象です。「手直し」は文章だけでなく全体の構成にもテコ入れをする時におすすめです。
修正
6つ目は、修正です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
不十分・不適当とされるところを改め直すというニュアンスの違いがあります。意図が不明瞭な文章や、誤解を与えるような文章を手直しする際に使い、相手に改善を依頼する時などにおすすめです。
書き換え
7つ目は、書き換えです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
元のワードと比較して、シリアスさがあまりない。小学生や中学生の作文で教師が生徒に対して修正を求める時におすすめである。
書き直しの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- リライト
- リビジョン
- リバイズ
- ブラッシュアップ
- revise
- amend
- modify
- Rewrite
- calibration
- Edit
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上が書き直しの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
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