本記事では、やり残したことの言い換え語・同義語(類義語)を解説します。
- ビジネスで使えるきっちりした類語
- 友達同士でカジュアルで使える類語
に分けていくつかのアイデアをまとめました。
また、カタカナ・英語でかっこよく言い換えたい場合のワードもいくつか紹介します。
実際に使われているワードばかりです。ぜひ参考にしてください。
→ビジネスの言い換えを見る | →カジュアルの言い換えを見る | →英語・カタカナの言い換えを見る |
やり残したこととは? そもそもどんな意味か?
まずはやり残したこととはどんな意味なのかをおさらいします。
すでに意味をご存知の方は、次の項目まで飛ばしていただき大丈夫です。
意味
まず意味は以下のとおりです。
完了していないタスクや作業
—
まだ手をつけていない、または中途半端に終わった事柄
—
計画していたが、実行されなかったこと
意味を全て見る
- 忘れたり、時間が足りずに完了できなかったこと
- 自分でやるべきだったが、完了できなかったこと
例文
つづいて、やり残したことを用いた例文を紹介します。
まだやり残したことがあるので、後で取り掛かります。
このプロジェクトにはいくつかやり残したことがある。
例文を全て見る
- やり残したことを片付けるまで、休むことができない。
- 旅行前にやり残したことがあって、気がかりです。
- 年内にやり残したことを全部終わらせたい。
注意点(違和感のある、または失礼な使い方)
この言葉を使ううえでの注意点は以下のとおりです。違和感のある使い方にならぬよう注意しましょう。
「やり残したこと」は、仕事やタスクがまだ終わっていないという意味で使われますが、未完了の状態を強調しすぎるとネガティブに捉えられることがあるため、ビジネスシーンでは曖昧な表現を避けるのが無難です。
—
特に会議や報告書で使用する際、具体的な内容を明示しないと、責任の所在が曖昧になる恐れがあるため注意が必要です。
—
ビジネスで使える丁寧なやり残したことの言い換え語のおすすめ
ビジネスで使えるフォーマルな言い換え語を紹介します。
それぞれ見ていきます。
未完了事項
まずは、未完了事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ完了していない作業やタスク。やり残したことが「個人的な未完了」を示すのに対し、未完了事項は「正式な業務における進捗不足」を強調します。
保留事項
2つ目は、保留事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
一時的に保留されているタスクや問題。やり残したことが「計画未実行」を強調するのに対し、保留事項は「一時的に処理が止まっていること」を示します。
残務
3つ目は、残務です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
終わっていない仕事を示すフォーマルな表現。やり残したことが「幅広い未完了」を示すのに対し、残務は「業務における未処理」を強調します。
未処理案件
4つ目は、未処理案件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
処理が終わっていない案件や問題。やり残したことが「個人的な未完了」を強調するのに対し、未処理案件は「仕事やタスクが進行中である」ことを示します。
未完了タスク
5つ目は、未完了タスクです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
完了していないタスクを示す表現。やり残したことが「感情的な未完」を強調するのに対し、未完了タスクは「ビジネスにおける具体的な未完」を意味します。
残タスク
6つ目は、残タスクです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
終わっていない作業を指すフォーマルな表現。やり残したことが「感覚的な未完」を強調するのに対し、残タスクは「仕事の残り」を示します。
残案件
7つ目は、残案件です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
未解決の問題や仕事を示す表現。やり残したことが「個人的な事柄の未完」を強調するのに対し、残案件は「プロジェクトや業務における未解決部分」を示します。
未実施事項
8つ目は、未実施事項です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
計画はされているが、まだ実行に移されていないもの。やり残したことが「行動の不足」を示すのに対し、未実施事項は「まだ進められていない計画」を強調します。
遅延中のタスク
9つ目は、遅延中のタスクです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
作業が予定より遅れており、まだ完了していないタスク。やり残したことが「全般的な未完了」を強調するのに対し、遅延中のタスクは「スケジュール通りに進行していないこと」を示します。
中断された仕事
10個目は中断された仕事です。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
途中で中断された仕事を示す表現。やり残したことが「完了していないこと」を示すのに対し、中断された仕事は「途中で止まっていること」を強調します。
やり残したことのカジュアルな言い換え語のおすすめ
友達同士で使えるようなカジュアルな言い換え語のおすすめを紹介します。
やりかけのこと
まずは、やりかけのことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ完了していないことを示すカジュアルな表現。やり残したことが「全体的な未完了」を示すのに対し、やりかけのことは「途中で止まっていること」を強調します。
やりそびれたこと
カジュアルの2つ目は、やりそびれたことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
機会を逃してやり終えられなかったことを示す表現。やり残したことが「未完全な状態」を示すのに対し、やりそびれたことは「機会を逃した未完」を強調します。
片付けていないこと
つづいて、片付けていないことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
まだ完了していない作業や問題を示す表現。やり残したことが「一般的な未完」を示すのに対し、片付けていないことは「具体的な作業の未完了」を強調します。
忘れてたこと
4つ目は、忘れてたことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
忘れていたためにやり終えられなかったことを示すカジュアルな表現。やり残したことが「計画未実行」を強調するのに対し、忘れてたことは「単なる忘却」を示します。
放置していること
5つ目は、放置していることです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
長い間手をつけずにそのままにしていること。やり残したことが「未完了」を示すのに対し、放置していることは「意図的に手をつけていないこと」を強調します。
やる予定だったこと
6つ目は、やる予定だったことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
やろうと思っていたが、まだできていないこと。やり残したことが「全般的な未完了」を示すのに対し、やる予定だったことは「計画していたが実行していないこと」を示します。
後回しにしたこと
7つ目は、後回しにしたことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
後回しにしたため、まだ手をつけていないことを示す表現。やり残したことが「中途半端な状態」を示すのに対し、後回しにしたことは「意図的に後にしていること」を強調します。
やり忘れたこと
8つ目は、やり忘れたことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
やるつもりだったが、忘れていたために完了していないことを示す表現。やり残したことが「忘却」を含むのに対し、やり忘れたことは「その場の忘却」を強調します。
置いておいたこと
9つ目は、置いておいたことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
後でやるつもりで置いておいたが、まだ手をつけていないことを示す表現。やり残したことが「未実行」を示すのに対し、置いておいたことは「後回しにした状態」を示します。
やりっぱなしのこと
10個目は、やりっぱなしのことです。
意味やニュアンスの違いは以下のとおり。
途中でやめてしまったことを示すカジュアルな表現。やり残したことが「全般的な未完」を示すのに対し、やりっぱなしのことは「途中で放棄したこと」を強調します。
やり残したことの横文字・カタカナ英語の言い換え語のおすすめ
最後は横文字・カタカナ英語での言い換え語を紹介します。
こちらはリストのみとなります。
- ペンディング
- ストールしたタスク
- オーバールック
- UnfinishedBusiness(未完の業務)
- LeftoverTask(残ったタスク)
- PendingWork(保留中の作業)
かっこよく表現したい際、参考にしてください。
まとめ
以上がやり残したことの言い換え語のおすすめでした。
さまざまな言葉があることがわかりますね。
基本的な意味は同じでも微妙にニュアンスが違ったりもするため、TPOに合わせて言い換え語を使い分けていきましょう。
振り返り用リンク↓
コメント